明日は手術なので大事に至る前にはてなサマーインターン2017に参加したことを報告します
はじめに
こんにちは。id:makenowjustことさっき作ったです。8/14から9/8までの4週間に渡って株式会社はてなのサマーインターンに、大規模システムコースとして参加してきました。
今回はその思い出とか感想とか、昔のid:motemenさんに似ていたらしい話とか、そんなことについて書きたいと思います。
思い出
このエントリを書くにあたって他のインターン参加者の書いたインターン参加エントリに一通り目を通したのですが、それらがよくまとまっているので一体自分がこのエントリを書く意義は何だろうと戸惑っています。
特に同じ大規模システムコースで参加していたid:t-k3ntarooさんの記事は大規模システムコースでやったことについてかなり細かくまとまっているので、単にボクが何をやったのかを知りたいならあとで挙げるHatena Debeloper Blogの記事とid:t-k3ntarooさんの記事を読めばいいのではないかと思います。id:t-k3ntarooさんありがとうございます。
というわけで、ここからははてなサマーインターンでどのようなことをやるのか/やったのかを知っているという前提で書いていきたいと思います。
前半
前半(最初の二週間)は主に講義形式で進んでいきました。その中でも特に印象に残っているのは、機械学習の講義と最後にやった自由課題です。
機械学習の講義は事前に講義資料や課題の内容を調べておいて、予めどのように実装するかの方針を立てていました。形態素解析されたコメントからその内容が悪意のあるものかどうか推測するというタスクで、講義ではパーセプトロンで実装することになっていたのですが、この課題を見た瞬間にナイーブベイズの方が精度が出そうだなと思ったので、その方針で実装していきました。結果、講義の内容からはまったく外れましたが講師のid:syou6162をも抜いて全体で最も高い精度を出すことが出来たのでとても嬉しかったです。副賞として「Mackerel サーバ監視[実践]入門」が貰えたのも良かった。
自由課題は前半の総まとめとでも言うもので、前半は講義を通して日記のWebサービスを開発していくのですが、最後に自分で考えたオリジナルの機能を実装します。他の人は音声入力したりとか記事に合う画像をレコメンドしたりとか色々と面白そうなことをしていたのですが、ボクは一人ガリガリとCSSを書きまくって「超時空スライダ」というスライダを動かすとページのデザインがスライダの差している時代に合わせて変化する(2012年を差すとはてなブログ風に、2006年を差すとはてなダイアリー風に、というように)というものを作りました。技術的にすごいところは全く無いのですが、ヴィジュアル的に面白かったために受けが良く、自由課題でも一位になることができました。やっぱりCSSは正義ですね。はてなブログTシャツと水筒を貰えたので良かったです。
はてなサマーインターン10日目、前半過程の最終日は自由課題の発表でした。ここまで学んだことを使って各自でサービスを作り、社員も見守る中で発表しました。今年もおもしろいWebサービスがたくさん登場しています。終了後はTGIFで打ち上げです。皆様おつかれさまでした。#はてなインターン pic.twitter.com/BWiq3EthFt
— hatenatech (@hatenatech) 2017年8月28日
このツイート1枚目の画像で発表をしているのがボクです。ちなみに画面に映っているのはスライダを2000年に動かしたときの様子で、黒い背景のページでタイトルが横に動いていったり点滅したりします。これが一番受けました。
後半
後半はメンターのid:masayoshiさんやid:y_uukiさんの下、大規模システムコースとしてid:t-k3ntarooさんと開発を行いました。そこでどのようなことをしたかは次の記事を読めば大体分かると思います。分かってください。
後半は悔しくも二位と、一位を逃がしてしまいましたが、技術賞をいただくことができて良かったです。技術的なこともほとんどライブラリまかせでそんなにすごいことをした感じはしないのですが、何はともあれ評価されたのは嬉しいものです。
大規模システムの監視という課題はインターンに来るまでは考えたことも無かったのですが、今回そういったものについて考える機会ができて良かったです。また、前々から使ってみたかったグラフDBを現実の問題で利用することができたのは良い経験になりました。
それとMackerelを色々と使うことができたのも良かったなと思っています。Mackerel自体は自分のVPSの監視に使ってみていたこともあったのですが、個人でやっていてサーバーが一つしかないと特にうまみがないので、実践的に使ってみてMackerelの便利さを体感しました。
後半は前半以上に睡眠時間を削って実装した部分が多かったのでもう少し自分の身体を大事にできるようになりたい‥‥。
あとインターン最終日の打ち上げで知ったのですが、はてな社員はなぜか id:motemen さんの写真を3秒で引き出すことができます。なので街中ではてな社員かどうか気になる人がいたら id:motemen さんの画像を見せてもらいましょう。そいつがルパンだ! 追え〜〜!
まったく素晴らしいCTOへのリスペクト心ですね。
その後
インターンの一週目の日曜日とても体調が悪くなって、その次の日からも明らかに身体に悪そうな咳をしていたのですが、どうにか騙し騙し毎日コードを書いていました。そして家に帰ったあとで病院にいってみると、どうやら気胸だったようです。気胸というのは肺に穴が空くなどして肺が萎んでしまい正しく機能しなくなっている病気です。なんか結構重症だったらしく病院から救急車で病院まで運ばれて、あれよあれよと入院させられてしまいました。この記事を公開するのが遅くなったのはそのためです。
2017/9/21現在まだ入院していて、明日は手術をする予定です。この手術で無事治るといいです。治ってください。
ちなみに入院中もGitHubにあるmackerel-client-goにPull Requestを出したり、いつものようにCrystalにコントリビュートしたりとそんなことをしていました。テザリングでギガがピンチです。誰か助けてください。
まとまらないまとめ
入院とかで忙しくなってしまって文章を書けなかったので何を書こうと思っていたのか忘れてしまって、想定の三分の一も書けていないような気がしますが、冷静に考えてみると自分が文章を書くときはいつもそんな感じなのでこれくらいにしておきます。
今は明日の手術で落ち着きません。
ありがとうございました。
最新版のVimをビルドしたのにGitで使ってくれない
gitの実行時に/usr/bin
をPATHの先頭に追加するっぽい。滅びればいいのに。
update-alternatives
でVimとか諸々を置き変えればいいと思います。
for v in vimをビルドしたディレクトリ/bin/* name=`basename $v` sudo update-alternatives --install $name /usr/bin/$name $v 100 end